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春の風に誘われて 1 ・・・京都へ行ってきました
- 2010/03/17(Wed) -
梅の花がそろそろ散る頃なんですが、写友の作品に刺激されて
京都へ出かけました。
それは、緑の苔に落ちてなお輝く椿の姿でした。


源氏物語 花の庭で有名な「城南宮」です。

城南宮が鎮まる鳥羽の地は、平安京の表玄関に当たる交通の要衝であり、
また鴨川に臨む水郷の景勝地でもありました。やがて貴族の別荘が建てら
れるようになり、平安時代の末には白河上皇が壮大な離宮(城南離宮、鳥羽
離宮)を造営して院政を開始されたのです。


上皇の御所や御堂、また貴族の宿所などの建物が建ち並び、人々が行き交う様子は都遷りのようであると
形容された程です。こうして白河・鳥羽・後白河・後鳥羽上皇と4代150年に
わたり政治・文化の中心となり副都心の賑わいを見せたのでした。


またここは平安貴族の衣装を身につけた男女の歌人が川上から盃が流れてくるまでに歌を詠み、
盃のお酒を飲み干すという「曲水の宴」が行なわれるので有名なところ。
なんと風流ですよね


★「曲水の宴」

木漏れ日もやわらかな平安の庭を、ゆるやかに曲がりながら流れる一筋の遣水(やりみず、小川)。
色とりどりの狩衣(かりぎぬ)や小袿(こうちき)といった平安時代の貴族の装束に身を包んだ7名の歌人が
遣水の傍らの座に着くと、川上に控えた水干(すいかん)姿の童子が朱塗りの盃にお神酒を注ぎ、
羽觴(うしょう、おしどりの姿を象った盃台)の背に載せて流します。


琴の音が響く中、歌人はその日の題にちなんで和歌を詠み、短冊にしたためます。
そして、目の前に流れ来る羽觴を取り上げ、盃のお酒をいただくのです。
宴の間には白拍子の舞も静々と披露され、ゆったりと時間が流れる王朝の雅を今に再現しています。



kyokusui-L[1]
(城南宮より引用)

今は平安の昔をしのんで静かにせせらぎが流れています


1003110011axx.jpg


名古屋インターから名神高速を飛ばし関が原付近にさしかかるとなんと雪が舞っています
あたり一面は銀世界、おりからの低気圧の影響でこのあたりは冬模様。

普通タイヤで心配しましたが彦根を過ぎるころには雪も消え、お日様が顔を出しました
あとは京都南インターまで一直線。

インターをでるとすぐに城南宮の看板が見えてきた。平日のためか駐車場は空いていた。
駐車料金が無料なのが助かります。交通安全祈願殿の前を通過。ここで道中の無事を感謝して
左に折れると大きな鳥居が見えてくる。城南鳥居です。正面の本殿に一礼していい写真が
撮れる様お祈りする。

梅と椿まつりの看板がありました。期待しながら神苑拝観料500円を払って入場です。


100311istD 029x

しばらく歩くと禊の小川がみえてくる、このあたりは「春の山」と呼ばれる築山があり、枝垂れ梅がたくさん咲き誇っている。花見には少し遅かったかな。見頃は過ぎていたが折角だから、いい部分を撮ってみました。

100311K10D 008x

禊の小川に舞い散る梅の花びらが流れていたのでこれも面白い写真を撮ろうとスローシャッターで
がんばってみました。なかなか難しいもので、背景とか構図とか考える余裕がなかった
また、チャンスがあればチャレンジしたい。


100311K10D 135a

春の山を右にまがると、落ち椿が見えてきた。手前は日があたって明るいが奥は影で暗い
さてさてどう撮るか?どう表現したらいいか思案思案です。


100311istD 008x

暗い影の部分で少しアンダー気味に撮ってみる。ここのほうが明るいところよりしっとりと表現できる。
花がかなり傷んでるのが残念です。苔の緑に椿の赤が映えてなんとも風情があります。


100311K10D 087x

しばらくすると木々の間から光が射し込んで来た。これはいい感じなので-0.7の補正をかけながら
アンダーで撮る。周りをできるだけ黒くしたいのでいろいろ撮ってみた。
暗いステージにスポットライトがあたり椿が輝くように・・・


落ち椿に寂びの世界の奥深い美しさを見た気がしました。

「落ちてなお 輝きませり 椿かな」


明日につづく・・・・

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